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◎A型肝炎とは A型肝炎は、A型肝炎ウィルスに汚染された水や食物を摂ることで感染します。多くは海外旅行先で 摂取した飲食物からウィルスに感染します。国内でも生牡蠣などで集団発生が起こることもあります。 A型肝炎のほとんどは、完治し慢性化することはありません。しかし、ごくまれに劇症肝炎に発展する 可能性があり、最悪の場合は死にいたることもあります。 |
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◎A型肝炎の症状 ・吐き気・食欲不振・全身倦怠(だるさ)など。 ・黄疸や眼球黄染(目の白いところが黄色くなる) ・発熱や下痢、疲労感。 ・風邪のような症状。 (A型肝炎も含め、肝炎の初期症状は風邪の諸症状と似ており、風邪と思って見逃されてしまうケースも あります。6ヶ月以内に海外渡航歴のある方は診察時に必ず医師に申し出て下さい。) 感染初期には便中にA型肝炎ウィルスが排泄されます。 A型肝炎の診断には血液検査が有効です。AST・ALTの上昇、IgM-HA抗体の上昇等により容易に診断 できます。診察時に海外渡航や貝類の生食歴(一般的には1〜2ヶ月前頃)を医師に伝えて下さい。 |
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◎A型肝炎の予防 ・A型肝炎の予防には、生水を飲まない、飲食物は加熱したものを摂ること。 (サラダ等生野菜を洗った水が汚染されていたり、食器などが汚染されている場合もあります。 自分での注意にも限界があります) また汚染地域・衛生状態の悪い国を訪れる際には、A型肝炎ワクチンの接種(予防接種)をするようにしましょう。 A型肝炎ワクチンの接種は3回受ける必要があります。2回目は4週間後、3回目は24週後に接種します。 |
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